新宿・麹町の学生・社会人向け空手道場

松濤館大島道場
ジャパンについて

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松濤館大島道場ジャパンは、早稲田大学空手部OB・大島劼先生を最高師範とし、武道としての空手道を追求する団体です。 世界中に支部があり、道場では、老若男女を問わず皆が稽古に励んでいます。

松濤館大島道場ジャパンの正式な発足は2009年です。しかしそれ以前から大島劼先生の指導の元、世界中の仲間が稽古に励み、活動をしております。

1956年、大島劼先生が南カルフォルニア大学大学院在籍中に日本国外における最初の空手団体となる「南カルフォルニア空手同好会」を結成しました。
大島劼先生の空手指導、もとい松濤館大島道場の出発点といえます。

大島先生
松濤館大島道場創始者

大島 劼

大島 劼先生 略歴

1930年8月6日生まれ。早稲田大学第一政治経済学部卒業。松濤館大島道場創始者
5歳から武道の世界に足を踏み入れ、15歳までに相撲、剣道、柔道に励む
1948年から1953年まで、早稲田大学の空手部にて松濤館流創始者である船越義珍氏から直接空手を習う
1955年、渡米し南カリフォルニア大学で学問を続けながらカリフォルニア工科大学にて海外初の空手組織を立ち上げ
1957年には船越義珍氏から直接5段の位を授与される。(同氏が授与した最高段位)
1959年、南カリフォルニア空手協会(SCKA)を設立。10年間多くの会員数を集める
1969年、他の有段者と全米各地に道場を創立、アメリカの松濤館大島道場はSKA(Shotokan Karate of America)と改名

空手という武術

そもそも空手とは、五体をもって自分や他人の身を守り、相手を倒す武術です。 定説はありませんが、その起源は中国拳法といわれています。中国拳法が沖縄に伝わり、沖縄古来の武術と融合して発展していきました。

明治〜大正期に全国に伝わり、現在では柔道と並んで世界的な武術として普及しています。 本質的な部分では、柔道や合気道と大きな違いはありませんが、打撃技、ひいては突き蹴りを主体とする武道というのが特徴といえます。

松濤館大島道場の空手

空手にも様々な流派があり、どこに重きを置いて稽古をするかが異なります。

松濤館大島道場の指導は、ただ技を身につけるわけではありません。空手を通じ世界中どこでも個人の人格が完成されることを目指します。

理屈に寄りすぎることなく、試合に寄りすぎることなく、武術としての空手の本質を掴もうというのが松濤館大島道場の空手道です。

日本支部会長 小野泰規 高速上段突きの指導

世界で展開されている
松濤館大島道場

松濤館大島道場は、イスラエル、スイス、カナダ、スペイン、ベルギー、ドイツ、ポーランド、ギリシャ、オランダ、オランダ領キュラソ、モロッコ、ガボン、香港等アメリカ合衆国を含め実に16カ国で展開されています。
当道場は日本支部ということもあり、海外の同門道場生との交流やイベントも多くあります。

アメリカ松濤館

1956年に設立され、以来大島道場の中心として、今日まで発展してきました。
大島先生の拠点もアメリカの本部道場にあります。2000年に建築されたサンタバーバラの山の上にある本部道場は美しく、壮観です。本部道場では記念式典などの行事を行うたびに、世界中から道場生が集まり、合同稽古を行います。
日本とも親交は深く、遠征等も盛んです。

カナダ松濤館

1972年に設立され、現在まで多くの有段者を輩出してきました。
カナダ松濤館会長のノーマンウェルチ氏は日本支部の小野泰規会長とも親交が深く、日本の道場とは長らく交流が盛んです。
2009年のジャパン設立から、お互いの設立周年イベント等で幾度にも渡り交流稽古を行い、技術を高めています。

イスラエル松濤館

1970年に設立され、沢山の道場とメンバー、有段者を輩出してきました。
イスラエル松濤館会長のエリコーヘン氏は日本への造詣が深く、かつては駐日イスラエル大使として役目を果たされました。
日本でも麹町に道場を開き、SODJの礎の一つとなりました。現在でもエリコーヘン氏は月の半分は来日され、ご指導を続けています。周年イベント等を通し、日伊道場同士の交流も盛んです。

フランス松濤館