海を超えた仲間と

同門を叩く

001 / 003

歴史ある空手で

自分と向き合う

002 / 003

心を鍛えれば

道が開ける

003 / 003

当道場は大会での試合で勝つことを目標としていません。もちろん試合も大切な稽古です。ですが、審判員に旗を上げてもらうことを目標としてはならないと思っています。当道場での目標は真に武道として立合いを制することです。 立合いを制することは鋭い突き蹴りを相手に決めることではありません。心の持ち方、心の領域です。空手の稽古の目標として行きつくところは自由闊達、天衣無縫、自己の実現です。

当道場は伝統を重んじ、寸止めを基本とした空手です。その為、大きな怪我をしにくいという特徴があります。また、稽古では個々人のレベルに合わせた指導を行っています。例えば、立ち合いをする「組手（くみて）」が怖い道場生には基本の形を身につける「形（かた）」中心の稽古へ切り替えるなど、安全に空手を学べるよう配慮しています。

当道場では、15歳から90歳まで多様な国籍の男女が在籍しております。日々研鑽し、時には厳しい稽古を一緒に乗り越えることで、垣根を超えた信頼関係を築くことができます。また、当道場は世界中に支部があり、海外から来た道場生を迎えて一緒に稽古をしたり、逆に渡航先で温かく迎えてもらえます。普段の生活とは違った広がりのあるコミュニティが当道場の特徴です。

"武道"というと、「つらい、汚い」などのイメージを抱く方もいるのではないでしょうか。確かに試合で勝つなど目指すものによっては相当につらい稽古が求められることがあるかもしれません。しかし、本来の空手の完成形は、「いかに力を使わず体力を使わず一撃で相手を戦闘不能にできるか」です。それゆえ、空手の真髄を目指す当道場ではどんな方でも、何歳からでも何歳まででも空手を始めることが出来ます。